■バラの種類

「わぁ、
バラって素敵。」
バラに興味を持ち始め、まず手始めにと
バラの本などをパラパラめくれば、
バラの花名の横辺りに「HT」だとか「GR」などという不可解なアルファベットを目にします。
さて、これらは一体何なのでしょう?これは、
バラの分類の英語名を単純に略したもので、
本当は「ハイブリットティーローズ」などという分類の種類のことなのです。といっても、
「あぁ、あれね」とピンと来る・・わけではない人ももちろんいると思うので、
ここでは簡単にその特徴と併せてご紹介していきたいと思います。
バラには数多くの分類方法があり、その説には定まったものがありません。
ここでは主な8種類をあげて簡単に説明していきます。
1.ハイブリットティーローズ(四季咲き大輪花)[HT]
この系統の多くは樹形が直立で、1本の茎に1つの花がつきます。
樹高は1.5m以上に達し、花の直径が15cm以上になることも珍しくありません。
切花やフラワーアレンジメントに欠かせない現代の
バラを代表する系統です。1年中花を咲かせる四季咲きタイプ。
2.フロリバンダローズ(四季咲き中輪花)[F]
少し横に広がるタイプの樹形が多く、1本の茎にたくさんの花をつけます。
樹高は1m程度、花の直径は10cm前後の中輪。1年中花を咲かせる品種で、
比較的手がかからず丈夫なのが魅力です。
3.グランディフローラ[GR]
ハイブリッドティーローズと似ていますが、かなり大きな株に育つのが特徴。花も大きな房咲きになります。
4.つるばら[CL]シュラブローズ(半つる性ばら)
枝がつる状に2m以上も伸びる系統です。
花の大きさは大・中・小と様々で、開花期も一季咲き・四季咲きがあります。
庭ではアーチやフェンスにからませて楽しんだり、生垣のようにして仕立てたりすることができます。
5.ミニバラ(ミニチュアローズ)[MI]
樹高は15cm~50cmほどで、花の直径も2cm程度のものが多いコンパクトな
バラ。
四季咲きで1本の茎にたくさんの花が房状に咲きます。育てやすいのでコンテナの寄せ植えにも合います。
6.オールドローズ[OL]
四季咲きの大輪花ハイブリッドティーが人口交雑によって1867年に作り出され、
それ以前に作られていた原種ローズのことを総称して「オールドローズ」と呼んでいます。
春にしか咲かない品種が多いですが、モダンローズ(オールドローズ以降に作られた
バラの総称)
にはない繊細で優美な姿、そして豊かな香りに人気があります。
7.イングリッシュローズ[EN]
オードローズの美しい花形や芳しい香りにモダンローズの四季咲き性を導入し、
イギリスの育種家オースティン氏が育成したオールドローズタイプのモダンローズの総称。
「イングリッシュローズ」とは分類学上の系統と言うよりはブランド名に近いものです。
8.ワイルドローズ(原種バラ)[W]
すべての
バラの祖先ともいえる、野生的な原種の
バラ。